八田與一記念公園・記念館・烏山頭ダム電車での行き方 個人旅行

5月31日（金）晴れ　気温27.4　湿度69　9時現在
おはようございます。
そうなんです！ここに来たかったんです♪
偉大な先人、誇れる日本人。
日本統治時代の台湾で農業水利事業に大きな貢献をした八田與一氏。
アジア最大のダム、用水路を建設し八田與一氏の遺した嘉南大用水路について「約70年の歳月を経たいまも、平野に飲料水や農・工業用水を供給し続けている」と嘉南農田水利会の徐金錫会長は感謝の念を表明しています。

台湾ではいまも農業用水建設の恩人として人々の心の中に生き続けています。

台南の烏山頭（ウーサントウ）にあるダムの近くには今もこの明治生まれの誇れる日本人八田氏の銅像が残り、台湾農業水利ダム建設に尽くした逸話は中学校の歴史教科書『認識台湾』でも教えられているほどです。

銅像から見えるの場所はダムなんですよ！　粋な計らいですよね！
八田與一記念館、烏山頭ダムへの個人旅行については台北からも十分日帰り出来ますが、実は台南を訪れたことがなかったので到着日に桃園空港からバスと新幹線を乗り継ぎ行ってみました。

隆田駅からはタクシーで約2時間もあれば見学できます！タクシードライバーにお任せで間違いありませんでした。
＜日程＞
10:04　台湾鉄道台南駅発の各駅停車に乗車　NT$38　1時間に3～4本運行
10:34　隆田駅着　駅前にはタクシー乗り場有り
10:45　隆田駅前からタクシーチャーターNT$700
10:55　八田與一記念館到着ここから烏山頭見学開始　入場料NT$250
　　　　＊見学時間は1時間半～2時間位で見て回れます
12:35　烏山頭見学を終え隆田駅へ向かう
12:50　隆田駅到着
　　　　＊駅前で食事
13:40　隆田駅発嘉義駅へ　NT$52　1時間に3～4本運行
14:22　嘉義駅到着後　駅構内のバス乗り場へ改札出てすぐです
14:33　2番乗り場から台湾高速鉄道（新幹線）の嘉義駅へバス移動（無料）
14:53　新幹線嘉義駅到着
15:09　新幹線嘉義駅発　台北駅までNT$1080　1時間に2～3本運行
16:36　新幹線台北駅着　
＊台湾鉄道の台南駅と高速鉄道（新幹線）の台南駅は車で30分位離れています。
＊台湾鉄道の嘉義駅と高速鉄道（新幹線）の嘉義駅も車で20分位離れた場所にあります。
＜費用＞
今回は台南～烏山頭見学～台北のコースでNT$2120（¥7150）
台北駅からの日帰りですと約¥10000位。
＜その他＞
烏山頭ダムまでの路線バスはないので隆田駅からはタクシーチャーターしか方法はありません。駅を出ると左手にタクシー乗り場がありますが、皆卓を囲んでオイチョカブでもやってるような感じでした（笑）

隆田駅

駅前タクシー乗り場　左側にたむろっていますね（笑）一見ガラの悪そうな集まりだなぁ～って思いましたが皆とても親切♪　疑ってしまいすみませんでした。
日本人だとわかるとピンとくるようで「ハッタセンセイ？」と声を掛けられ、行き先を理解してくれているのは有難い。念の為に駅で貰った地図（烏山頭ダムと八田記念館等）を見せるとNT$700だと。NT$700は相場ですね！
彼らは烏山頭にある八田展示館、八田記念館、ダム、記念碑等、約2～3時間で効率よくまわってくれますので助かります。また、決して急がせる事もなく見学ペースに合わせてくれ楽でした。
隆田駅前からタクシーチャーター！
予約も必要ありません。そして親日で親切♪

記念館

当時を再現した家屋

食器や徳利

水筒

ちゃんちゃんこ

絆の桜

森善朗前首相もあまり好きではありませんがこれだけは◎！
まっ石川県の地元出身ですからね！

八田路　名前が付くほどなんですよ！

資料館　10分位のビデオを見る事ができます！
1920年（大正9年）から1930年（昭和5年）まで、完成に至るまで工事を指揮。
2004年（平成16年）末に訪日した李登輝台湾総統は、八田の故郷・金沢も訪問。
2007年5月21日に陳水扁総統は八田に対して褒章令を出した。
2008年5月8日の烏山頭ダムでの八田の慰霊祭に馬英九次期総統も参加。
台湾の歴代総統も皆八田氏に敬意を表しています。
日本の修学旅行も反日教育をしている「国」にわざわざ行かせるのではなく、偉大な誇るべき先人が「残した」ものに触れた方が「修学」になるのではないでしょうか？
台湾人も日本人も平等に接し差別区別することなく人に接した八田氏。
毎年5月8日の命日には「今でも」慰霊祭が行われている八田氏。
捏造歴史記念館などに連れて行かれ自虐を叩き込まれるより、この誇りある先人を訪ねて行く方がよっぽど未来ある若者には「誇り」が持て「志」を抱くことが出来ると思います。
この年で出掛けてきましたが、行って良かったと心から思いましたし、改めて先人の偉大さ、日本人としての誇りを持つことが出来ました。
そして何より台湾の方に感謝です。多謝♪