日本人の宗教観

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おはようございます。
今日は日本人の宗教観について何となく思っていることを書いてみました。
これは宗教の勧誘でもなんでもありませんのでご安心ください(笑)
以前は海外に出掛けると(暮らしていると)よく宗教を聞かれたような覚えがあります。
最近は聞かれることはなくなりましたけどね。
日本人の大半は宗教感が無いので『無宗教』と答える方が多いのではないかと思っています。
勿論、本当に無宗教の方もいらっしゃいますが、それはそれで何の問題もありません。
まず、ちょこっと調べた文科省の統計をご覧ください。
文部科学省による平成25年度(2014年3月20日公表)の宗教統計調査による各宗教の信者の数は以下の通りです。( )は付け足しました。
信者項目
神道系    100,939,613名(約1億)
仏教系    85,138,694名(約8.5千万)
キリスト教系 1,908,479名(約2百万)
諸教     9,114,049名(約1千万)
総数     197,100,835名(約2億)
総務省統計局による日本の総人口は平成27年1月1日現在以下の通り。( )は付け足しました。
<総人口> 1億2702万人(1億3千万)
日本の総人口が1億3千万ですから、多くの日本人が神道と仏教の両方(1億8千5百)に統計上は属していると言えます。
キリスト教はもっと多いかなと思っていましたが意外でした。
ただほとんどの日本人は神道や仏教に属していることを認識しておらず、自分は無宗教だと思っています。
無宗教であると言う多くの人が統計上は神道教徒であり、仏教徒ですが、自覚していないという事に加え、同時に2つの宗教に属しているという事は世界中では珍しいと言うか稀でしょうね。
実際に私達は多くの儀式や儀礼を行っていますが、季節の行事や文化だと思っているふしがあります。自然と身に付いた事でもあり、昔からの言い伝えを引き継いでいる感覚でしょうかね。
う~ん違和感もありません。
例えばお正月の初詣や三社参り、子供が産まれたらお宮参り、葬儀は仏式、七五三もあれば試験前の神頼みもあったり厄払いもあります。
また、交通安全、健康祈願、商売繁盛、合格祈願、その他お守りやお札も日本人には自然に馴染んでいます。
日本人の宗教意識が希薄であるのもまた事実ですが、上述の通り初詣や葬式などの宗教的儀礼、思想が強く根付いていることから、無宗教というわけではないように思えます。
お客様は神様と言う言葉もありますしね。
なので日本人の多くは神道の信者かなぁと思っています。
なんだかまとまってなくてごめんなさい(笑)
靖国神社の事を考えていたらなんとなく・・・

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