教員の駆け込み早期退職

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おはようございます。
なんだか行政の仕切りが悪く、最終的に生徒にまであたりが出ることぐらい予想出来なかったんでしょうかね。
そのくらいわかっていたけど『だまてん』決め込んでいたんでしょう。
しかし報道が偏っていて先生も生徒もお気の毒ですね。
で、結局この手の問題が出ても誰も『責任』をとることはありません。
以下FNNより抜粋
『教職員らの駆け込み退職の動きの理由は、2月から退職金が削減されることだった。
例えば、勤続35年以上で、月給およそ40万円の小中学校の一般教諭の場合、1月に退職すると、およそ2,700万円の退職金が出る。
しかし、2月以降は、その額が、およそ150万円減額される。
3月末までの2カ月分の給与を加えても、70万円ほど受取額が少なくなる。
今回、埼玉県が、職員の退職金を削減したきっかけが、民間企業との格差を是正するとして、2012年11月に国会で成立した、国家公務員の退職金を引き下げる法律だった。
国は、地方に対しても同様の措置を求め、埼玉県は2012年12月、県の条例を改正し、2月1日から、段階的に職員の退職金を引き下げることを決めた。
なぜ、新年度の4月1日からの施行にしなかったのか。
そのわけを23日、上田知事に尋ねると、「(2月から減額しなければ)われわれは39億円(負担が生じる)。今度は逆に、国民から『あなたたちは、わざと遅らせている』という批判を受けます」と述べた。
埼玉県では、3学期の残りの授業に影響が出ないように、職員の確保を急いでいる。こうした動きは、退職金を引き下げた全国の自治体でも起きている。
2013年1月から退職金を引き下げた佐賀県では、現場の教員25人が、2012年末に早期退職していた。
佐賀県教育委員会の中島秀明副教育長は「臨時任用で、お勤めいただくとうことで、お願いをしているところです。ほとんどの先生(担任)が、そのまま引き受けるということで、特に混乱は見られないと」と話した。
最低でもクラス担任を持っている先生には学期終了までは「臨時採用」の条件を詰めておくべきでしょう。
この部分さえしっかり取り決めしていればなんの問題もないと思いますがね。
背に腹は代えられない部分もあると理解します。
一方では『何事も途中で投げ出さず最後まで頑張れ』と教えられたものです。
この冷めてる世の中、生徒の中にも『僕らより退職金を優先』したんだ!
って思った生徒も少なからずいることでしょう。
仕切りが悪いと先生にも生徒にもあたりが出ます。
そして誰も責任を取らない。
これが一番の問題ですね。

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