4月29日（日）晴れ
おはようございます。
余命2カ月の父親の意識レベルがあと数週間だと連絡があり、顔を見に関空便で帰国しました。
GWを日本で過ごすのは17年振りなんです。
父親は最終的に肝臓癌から全身に転移しました。
もともと年を越せるか？と言う診断でしたが、年も越せて、桜も見ることができました。
よく頑張ったと思います。
実際病院で父を見ると・・・
痩せ細り動きが鈍く、食道回りのリンパが腫れているので、流動食のゼリー一口飲み込むのもやっとでした。
また、ベッド脇に簡易トイレが備え付けてあるんですが、用をたすのも息苦しく辛いようです。
しかしながら、自分だけでなんとか動こうと努力している前向きの姿勢は見習いたいと思いました。
夕方、担当医から
1年前、3週間前、2週間前、1週間前と今日の肺のレントゲン写真を見ながら説明を受けました。
左側の肺半分がレントゲンには写ってなくて・・・
担当医から5月は越せないと思いますと説明を受けましたが、額面通り受け取ってはいけないので、GW開けから5月中旬頃なのなかぁと察しました。
今は鎮痛剤を入れていますが、数日内に鎮静剤へシフトすることになりそうです。
鎮静剤は簡単に言えば「意識を飛ばして眠らせる」ものです。
父親の苦しむ姿、痛みを訴える姿を見ると致し方ないかなと
でも、意識がある間にもう一度父と会話が出来てよかったです。
一度ホノルルに帰りますが、帰る前に意識があるうちに「感謝」の気持ちを言葉で伝えようと思っています。