ノーベル平和賞


第二弾!
先日ノーベル平和賞が発表されました。
そこでノーベル平和賞を調べました!
ノーベル平和賞はノーベル賞の一部門で、アルフレッド・ノーベルの遺言によって創設された五部門のうちの一つで、国際平和、軍備縮減、平和交渉、保健衛生、慈善事業、環境保全、などの分野に多大な貢献または影響がある発言を行った人物や団体に対して授与されるもの。(Wikipedia参照)
今回は「中国における人権のため、長年にわたり非暴力的闘争を行っている功績」があったとして、中国で服役中の民主活動家・劉暁波(りゅうぎょうは)氏(54)に授与すると発表がありました。
中国政府はノルウェー・ノーベル賞委員会に対し「劉暁波に授与すれば中国とノルウェーの関係は悪化するだろう」と圧力をかけていましたが、委員会は圧力に関わらず授賞を全会一致で決定しましたね。
石原都知事が話していた「観光とか経済交流の利益も大事かもしれないけど国家の価値はもっと他にもある」ってまさにこう言う事だと思います。
ノルウェー・ノーベル賞委員会のトールビョルン・ヤーグラン委員長(元首相)は記者会見で「中国は新しい地位に見合った責任を果たさねばならない」と「責任ある大国」としての行動を促した上で「中国は多くの国際協定や政治の自由を認めた自国の憲法にさえ違反している」と言論や集会の自由を認めた中国憲法第35条を引き合いに出し・・・・・
さらに委員長は「相手が大国だから、委員会がひるんだと見られることは許されなかった」と述べ、また「中国は大国となった。米国がそうであるように大国は議論と批判の対象になることを知るべきだ」と注文をつけた。
立派だ!
そしてノルウェーと中国との漁業交渉が突然の中止、相次いで外交交渉の中止発表。
これからノルウェーがどのような対応をとるのか?また政治的決断を行うのか?見守りたいと思います。陰ながら応援しています!
とその時新着情報が・・・
ノルウェーのストーレ外相は声明で「両国関係と両国の利益に悪影響を与える行動を取るという決断に対して中国は責任を取るべきだ」とし、劉氏の釈放と奥様の軟禁解除を求める談話を発表しました!
日本政府も見習ってほしい。
また、中国は人民に劉氏受賞のニュースを見せたくない当局が放送を遮断。連日、大々的にノーベル賞関連ニュースを報じてきた中央テレビや新華社通信など国営メディアも一斉に沈黙。ネットの規制も徹底的に行われ、相変わらずの中国。
しかし人民も突然テレビが真っ黒になることに何とも思わないのだろうか?
まぁこの突然真っ黒になることは過去に1回や2回だけのことじゃないと思うけど変だと感じないのか?とっても不思議。
2009年のノーベル平和賞はオバマ大統領。
2004年度は「MOTTAINAI」で有名なケニア出身のワンガリ・マータイ氏。
ちなみに日本人では1974年に佐藤栄作氏が「非核三原則」で受賞しています。
1989年にはダライ・ラマ14世が(中国)で受賞。
この時も中国政府は完全無視を決め込んだだけでなく、関連図書の持込さえも禁止して外交圧力をかけてましたね。
そしてこの受賞についてなんと朝日新聞は社説において「チベットの緊張を高めるおそれさえある。そうなれば『平和賞』の名が泣こう」と批判していたんです。
・・・・・絶句!
ダライ・ラマ、チベット仏教で思い出しましたが、2008年の長野オリンピック聖火リレーで善光寺が場所提供を辞退し、聖火リレーの時間に合わせてチベット騒乱の犠牲者(中国人およびチベット人双方の犠牲者)への追悼法要を実施したのにはスカッとしましたね。
処分保留のまま船長を帰国させ、迎えに来た飛行機の着陸料も取らず、モヤモヤした気持ちばかりが膨らんでしまうと言う悪循環から開放されたい。
ノルウェーのようにはっきりと主張し毅然たる態度は見ていてスカッとします。
管さん、仙石さんあなた方はいったい何処の国の政治家ですか?
国益、外交、自国を守るという主権国家としての当たり前な「こと」をしっかりやってください。

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