アメリカ米国で大型バイク二輪免許取得(筆記試験・実技試験)テキスト・問題集

元気なうちに『ルート66』を走ってみたいと思い…

昨年二輪免許を取得しました。

その備忘録です。

元々バイクと車の免許は取得していましたが、約30年前に日本の運転免許証からグアムの免許証へ切り替えの際に車のみ申請していたようで…

そのままハワイ州の免許証へ切り替え現在に至ってます。

そんなこんなで、時間もあったし、興味もあってテストを受けることに。

ハワイ州の運転免許は主に以下のクラス1、2、3です。

  1. モペッド(原付バイク)
  2. モーターサイクル&モータースクーター(バイクとスクーター)
  3. 一般的な乗用車

日本のように小型、中型、大型二輪と区別がありません。

ここからは時系列に…

<筆記試験>

  • 筆記試験場所『Kapalama Driver Licensing Center』
    住所:925 Dillingham Blvd #101, Honolulu, HI 96817
    ALOHA Qで日時を予約。

 

  • 必要書類など
    運転免許証、SS、申請書、滞在資格(ビザ、GCなど)、視力検査あり、テスト費用$2.00。

 

  • 筆記試験
    窓口でグアムからの免許切り替えは一般知識テスト(GENERAL DRIVING TEST)を受ける必要があると説明があり、①バイク25問②一般知識30問の2つのテストを受けました。②の一般知識テストは自動車テストと同じで、①②共に8割正解で合格となります。筆記テスト(4択)は全米で似た様な問題です。検索するとフリーの問題集がたくさんありますから、それを利用しました。①モーターサイクルオペレーターマニュアル(テキスト)

    ②一般知識テスト問題集

合格すると2人乗り、ハイウェイ運転不可などの条件付き免許証(紙)が即日交付され、この日から運転できます。後日1年間有効の免許証(プラスチック)が届きました。この時点で車とバイクの免許証をそれぞれ1枚づつ持つことになります。

<実技試験は一発試験かMSF講習を受ける>

本免許を取得するには①Commercial Driver Licensing Office(CDLオフィス)で実技試験(一発試験)を受ける②Leeward Community Collegeで2日間のMSF講習(座学+実技)を受けて取得する方法があります。日本で言うところの教習所です。

過去にマニュアルのバイクを運転していたことがある方は一発試験で大丈夫です。初めての方や久しぶりなのでちょっと不安だなぁと思う方は迷わずMSF講習へ。MSF講習のメリットはバイク保険加入時の割引等があります。

①Commercial Driver Licensing Office(H1の高架下にあります)
費用:$8.00(一発試験)
試験日:火、木曜日、受付8:00-8:45、試験9:00~ウォークインのみで予約の必要なし。
詳細はこちら

②Leeward Community College
費用:$280.00(MSF Basic Rider Course Hawaii Edition)
Leeward Community College公式WEBサイト

実技試験(スキルテスト)は一発試験を選択!

  • 試験日は毎週火曜、木曜日の週2回(祝休み)、サインアップは8時~8時45分の間、ウォークインベース。
  • 試験で使用するバイクは友人に借りるか又はレンタルバイクもOKで試験場まで乗っていきます。
  • 必要書類は免許証、SS、バイクの保険証、レジストレーション+実技試験代$8.00。
  • ヘルメットはDOT規格に適合したもので、窓口と試験前に確認がありました。
  • 服装は長袖、デニム、手袋、スポーツシューズでOK。
  • 9時から道路を挟んだ場所にある試験会場(H1高架下)で順番に実技試験開始。
    詳細はこちら

実技試験(エクササイズ)は以下の4つ。

コース図はWEB検索するとたくさん出てきますが、下記のものがわかりやすかったので、使わせていただきました。こちらは他州のものですが、全米でほぼ同じテストだと思います。

テストを始める前に試験官は①~④のコースを歩きながら、ポイントを説明し、質問に答えてくれます。

少しでも疑問点があればスタート前に試験官に確認。私は間違いを防ぐために簡単な図を書いてもらいました。

日本のようにスタート前の安全確認や前方、後方、左右確認の必要なし、ミラーの調整などその他『所作的』なことも必要ありません。ウインカー操作もなしです。パワーのあるバイクであればギアチェンジも必要なく、ほぼ1速で事足ります。

①Cone Weave, Normal Stop
5つの赤いコーン(パイロン)を図形通りにスラロームし、反時計回りに進み、四角の中に前輪を止める。
日本のように何秒以内で通過とか時間制限はありません。

②Turning from a stop, U-turn
スタート後右に90度ターンし、コーンとコーンの間を通り、実線や点線をはみ出さずに反時計回りに進み、四角の中に前輪を止める。
排気量600cc以上は実線(Solid line)①④の内側、600cc未満のバイクは点線(Dotted line)②の内側を半時計回りにターンします。

③Quick Stop
スタート後、①のラインと②のラインの間は12マイル(19km)~18マイル(29km)で走行し、②のラインを前輪が越えてからブレーキをかけて止まる。いわゆる急制動です。①②の場所には赤いコーンが置いてあります。

④Obstacle Swerve
スタート後、①のラインと②のラインの間は12マイル(19km)~18マイル(29km)で走行し、②のラインを前輪が越えてから障害物を回避。(試験当日は右回避)

RIDER SKILL TEST SCORE SHEET (MOTORCYCLE)は試験官がチェックするスコアシートです。これも検索したら、ユタ州その他のGOV(当局)からPDFでアップされていました。ハワイ州も全く同じだったので全米でほぼ同じなんでしょう。

足をついたり、コーンに触れてしまったりスキップしたり、曲がり切れなかったり、転倒したり、スピード、タイム、急制動の距離等のチェック項目があり、減点方式で0-10が合格となります。

テストコースは小回りが利くバイクがコントロールしやすいと思います。

試験当日はホンダ125、カワサキ650、BMW900、ヤマハ250スクーター、トライアンフやハーレーなど皆さんそれぞれでしたが、ハーレーのキャブ仕様は音が良かったなぁ。

参考までに8名中2名が合格でした。

合格すると試験官からスコアシートを渡され、事務所に戻り手続き(免許証代$6.00、指紋採取、写真)を行い、車とバイクの免許証を2枚回収され、テンポラリーの免許証(紙)を受取り終了。

後日、車とバイクが併記されたプラスチック製の免許証1枚が郵送されてきました。

日本では考えられない試験費用(筆記$2.00、実技$8.00)で大型免許(限定解除)を取得出来ました。日本に帰国した際に大型免許への切り替えも可能です。

ということで、いつの日か「ルート66」をのんびりハーレーで走りたいと思います。

まぁそんなに遠くない未来かなぁ…。

いやぁ~楽しみ楽しみ♪

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